httpd-2.4.16-win64-VC11.zipを解凍してReadMe.txtのInstallの項目を見ると”C:\Apache24 にファイルを解凍してくれよ!”と書いてありますが、kazuはWindowsの流儀にのっとって(笑)C:\Program Files\Apache24 にインストールする事にします。
まずは解凍したファイルを C:\Program Files\Apache24 にコピーしました。
次に、C:\Program Files\Apache24\conf\httpd.conf をテキストエディタで開いて(ここでも必要であればこのファイルを書き込み可能に設定します)、以下のような感じで変更しました。
ServerRoot "C:/Program Files/Apache24"
ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/Program Files/Apache24/cgi-bin/"
<Directory "C:/Program Files/Apache24/cgi-bin">
DocumentRoot "C:/Users/ユーザー名/Documents/htdocs"
<Directory "C:/Users/ユーザー名/Documents/htdocs">
ここでのポイントはドキュメントフォルダをプログラムフォルダの下層に置かない事です。プログラムフォルダはユーザーが好き勝手にファイルを書き込める場所ではありませんので、OSがユーザーに割り当てたフォルダにドキュメントを置いて下さい。
そしてIPアドレスとホスト名を指定します。
ローカルサーバーなのでこんな感じ。
Listen 127.0.0.1:80
ServerName localhost:80
さらにApacheでPHPを動作させるように以下の3行を追加します。
LoadModule php5_module "C:/Program Files/php/php5apache2_4.dll"
AddHandler application/x-httpd-php .php
PHPIniDir "C:/Program Files/php"
あとついでに、
<IfModule dir_module>
DirectoryIndex index.html index.php
</IfModule>
としておくと、フォルダにアクセスした時に自動でindex.phpを探してアクセスしてくれます。
次にApacheをWindowsのサービスとして登録します。コマンドプロンプトを管理者権限で起動してから、C:\Program Files\Apache24\binフォルダに移動します。そして httpd -k install と入力すると登録完了です。

サービスとして登録出来たか確認してみます。コントロールパネル → 管理ツール → サービスと開いていきます。きちんと登録されていますね。

では、ついてにApacheMonitorという便利なツールも、スタートアップに登録して自動で起動するように設定します。binフォルダの中にApacheMonitor.exeというファイルがあるので、それのショートカットを作成して(最小化で起動を指定しておくと便利です)スタートアップフォルダにショートカットをコピーします。ただWindows8.1のスタートアップフォルダの場所が分かり難いので場所を示しておきます。 C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Start-up です。
アパッチモニターを起動すると、こんな可愛いアイコンが通知領域に表示されます(^Д^)

ではアパッチモニターのスタートボタンを押してapacheを起動しましょう。
さてApacheとPHPがきちんと使えるようになったか確認したいので、Apacheのドキュメントフォルダ htdocs にindex.phpというファイルを作成して以下のコードを記述します。
<?php
phpinfo();
?>
そして、http://localhost/index.phpにアクセスすると、

PHPがきちんと動作しています(^Д^)b